1月24日

tumblr でいいなぁと思ったポストを引用して WordPress に書き込んでみる。

「頭のよい男は、いつも機嫌がよい」という言葉を思い出す。
林芙美子? 宇野千代? 上野千鶴子? 誰だっけかな。
たしかに、バカな人は始終プリプリして周囲にあたってるような気がする。
(よく怒ってる頭のいい人はいるのかしら? 反対に、いつも機嫌のいい頭の悪い人はいるのかしら? 頭がいいって何? 僕は、そういう細かいことにあまり興味はありません)

頭がよければ、その力で、常に自分をリラックスできる環境へと運べるのだろう。
また、頭の中の形、脳も、衝動の自分と、制御する自分のバランスがとれているのだろう。
僕は、自分がどうかわからないが、逆に、いつも機嫌をよくして、頭のよい人になりたいと思う。

to – 頭のよい男は、いつも機嫌がよい

1月24日

部屋に戻って、古本屋で百円で売っていたセザンヌの画集(うちにはいったい何冊のセザンヌの画集があるのか)のページを何枚か切り取って壁に貼り、夜はずっと、それを眺めて過ごした。

『偽日記@はてな 』

安い画集を買ってお気に入りの図版を切って貼る。なるほど。そういう発想がなかった。

1月23日

▼自分は近頃恐ろしく気持ちが楽になった。これは年齢の加減かもしれんが、一ツには「如何にして生くべきか?」について考えることをやめたからだ。つまりこの何十年かというもの、僕はそんなことばかり考えてくらして来たのだ。単に「如何にして生くべきか?」ではなく「如何にして己れを忠実に、正しく生きるべきか?」ということについてだ。散々(さんざん)パラ考えぬいた揚句、面倒になったのでダダイズムという奴を発明(しかしこれは本家がいる)したのだが、それがまた一ツの重荷になってしまった。そうして未だに僕はダダイストにされている。なんと命名されてもだが僕には一向気にならん。それからニヒリスト。

辻潤『風狂私語』

1月19日

今年初めての更新かぁ。

そういえば、年末の内輪の勉強会で tumblr について発表しました。せっかくある程度まとまった文章を書いたのでここに記しておきます。もうこのブログあんまり更新しないかもしれないし。ちなみに内容は2009年の記述になっていますのであしからず。


ボクが、今年一番熱中した Web サービスが tumblr です。tumblr は「タンブラー」と読みます。アメリカの Davidville.inc により2007年3月1日に開始された Web サービスです。それでなくても更新頻度が下がっていたボクのブログは、tumblr を知ったことによっていよいよ決定的に廃墟になってしまいました(つまり殆ど更新しなくなってしまった)。

さて、それでは、細々とはいえ数年間にわたって運営してきたボクのブログに引導を渡した tumblr とはいったいどのような Web サービスなのでしょうか?

tumblr は ソーシャルブックマーク(SBM)とも言えるしブログとも言える

tumblr はとにかくシンプルです。ネットを巡回していて気になったポスト(それはテキストでも画像でも音声でも動画でも!)を極めて簡単に収集してスクラップすることができます(ブックマークレットも使用できる)。それらの記事はブログとして表示させることもできるし、一般的なブログと同様にポストにタグを付けることができます。ポストに付けたタグをタグクラウドとして、自分の tumblr ブログに表示させることができるし、ポストのジャンルごとにタグを付ければ、サイトを訪れた人がタグを元にポストを探して読むことができます。

twitter との違い

なんだか似たような雰囲気を持つ(と言っても単語の一文字目が「t」で始まるというだけのことなんですが)Web サービスに twitter (ツイッター)があります。ところがこの2つのサービスはむしろ正反対のサービスと言ってもよいでしょう。あるブログでは両者の違いをこのように表現していました。

twitter は人を通じてコンテンツの今を共有する
tumblr はコンテンツを通じて人の感性を共有する

twitter は「今」という時間をフォロワー達と共有するのに対し、tumblr は各々のセンスや嗜好をフォロワー達と共有するということでしょう。少々マニアックな話になりますけれど、tumblr の dashboard(twitter でいう TL のことと考えればよいでしょう)には、ずいぶん昔に投稿したポストを、あえて定期的に表示させるとかそういう技の使い手がいたりします(笑)。こういう変人はたぶん twitter にはいないでしょう。良くも悪くも twitter はビジネスツールとしての側面があり、tumblr はあまりそういうこととは関係なくて趣味ツールっぽい感じではありますね。

tumblr の導入

とりあえず始めてみましょう。導入方法はマイコミジャーナルのページ「『Tumblr』のおさらい」(http://journal.mycom.co.jp/series/tumblr/001/index.html)を読むとわかりやすいと思います。必要な情報は多くの Web サービスと同様アカウントとメールアドレスとパスワードくらいなので、あっという間に登録できます。

登録画面

重要なのは、登録したあとに出来上がったページが2つあることです。ひとつは Web 上に公開され、アドレスを知っている人ならだれでもアクセスできる「マイページ」。もうひとつは「Dashboard」と呼ばれる自分用の管理ページです。「マイページ」は Movable Type や WordPress のようなブログサービスと同様、オンラインで CSS を制御できます。また、テーマも用意されているので簡単にデザインを変更することができます。ただし「マイページ」を自分で見る機会というのは少ないので、ヒマな時にでもカスタマイズすればいいでしょう。大切なのは「Dashboard」です。

「Dashboard」には自分がポストした記事と、フォローした人の記事がどんどん流れてきます。

とにかくフォローしてみよう

アカウントを取得して最初にやるべきことは、マイページのテーマを変えたりデザインをいじったりすることじゃなくて他のユーザーをフォローすることです。他のユーザーのマイページを見たりして、気になったユーザーがいたら気軽にフォローしましょう。

tumblr にログインした状態で他のユーザーの tumblr ページに行くと右上に下記のようなボタンがあります。「Follow」をクリックすればフォローは完了です。同じボタンをもう一度(今度は「Unfollow」になっているはずです)クリックすればアンフォローです。

follow

フォローしまくって「やっぱり違うなぁ」と思ったらアンフォローすればいいので、とにかくあまり深く考えずにフォローしまくるのがコツです。ちなみに「Dashboard」の右上の黄色いフキダシの歯車アイコンをクリックすれば、自分がフォローしたユーザーの一覧を見ることができます。

follow2

何人か気になるユーザーをフォローしたら「Dashboard」をチェックしましょう。フォローしたユーザーが投稿したポストがどんどん流れてきます。流れてきたポストの傾向がピンとこなかったなら、それはたぶんフォローしているユーザーが自分の趣味と違っているか、あなたが tumblr に向いてないということでしょう。まあ、tumblr をマスターしなくても生きていけますし、勧めたところでピンとこなかった知人もいっぱいいますから気にする必要はありません。このへんの割り切りは twitter と同じですね。結局相性が大事だと思います。

Reblog こそすべて

ある程度フォロワーを増やしたり整理したりしていると「Dashboard」に気になるがポスト流れてきます。その時こそ、迷わず Reblog または、Like しましょう。Reblog されたポストは「マイページ」に追加され、あなたをフォローしているユーザーの「Dashboard」にも流れていきます。そうやって人気のあるポストはいろんなところに拡散していきます。どれくらい人気があるのかは、ポストに付けられている「notes」というカウントで知ることができます。思わぬポストに人気がでたり、自信満々のポストがスルーされたりと、まるで人生そのものといった感じです。 tumblr の醍醐味はまさに Reblog にあると言えるでしょう。

「Dashboard」に流れてくるポストの右上にハートのマークがあります。このマークをクリックすると Like になります。 Like とは自分の「Dashboard」内のみにクリップされていきます。これの使い分けは好みでいいと思いますが、ボクの場合は、気になったポストはまず Like に溜めておいて、ある程度溜まったところで(丸一日分くらいでしょうか) Reblog するかどうか判断することにしています。

like

Firefox と tumblr

tumblr と Firefox の相性は抜群です。というか、 tumblr 使いで IE を使っている人はほとんどいないのではないでしょうか? それはなぜかというと Firefox には tumblr のためのアドオンが用意されているからなんです。

その1 Tombloo

「Tombloo」は tumblr 以外のサイトを見ているときでも右クリックをして出てくるメニューから選択するだけで tumblr にポストできるツールです( tumblr 以外のサイトにも対応していますが,今回は tumblr に関してのみ解説します)。

http://d.hatena.ne.jp/brazil/20080401/1207052646

その2 Greasemonkey

「Greasemonkey」は Firefox で見たページの見た目や動きに変化をつけることができるアドオンで「 Greasemonkey スクリプト」を別途インストールすることで機能します。ダウンロードページの「 Firefox へインストール」ボタンをクリックしてダウンロードとインストールをしたあと Firefox を再起動します。ページ右下にサルのマークが出ていれば OK です。このアドオンは次にインストールする「 AutoPagerize 」というスクリプトを動作させるためのものです。

https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/748

その3 AutoPagerize

本来クリックしなければ見られない「次のページ」を1つのページに統合して見せる Greasemonkey スクリプトです。これがあると,クリックをしなくても先のページの内容を見ることができます。この機能は本当に便利で、例えば Google 検索の結果とか、ヤフオクの商品一覧などを見るときも重宝しています。

http://userscripts.org/scripts/show/8551

他にもショートカットキーで ReBlog を可能にするスクリプトなどもありますが、ここでは省略します。ちなみに、Safari でもある程度カスタマイズ可能なのでいろいろ調べてみてください。

iPhone と tumblr

tumblr と iPhone の相性も抜群です。電車の中で iPhone をいじっている人の半数くらいは twitter か tumblr をやっている人と言っても過言ではないでしょう。画像を ReBlog する容易さと、それを実現した iPhone アプリの普及のおかげでしょうか。ここでは tumblr のための代表的な iPhone アプリを二つ紹介します。

その1 tumblr gear

最初に何ページ読み込むかを選択できます。デフォルトは10。これは30ページ分ロードまで選べます。300件分のpostを事前によんでおくとかが可能です。また、スライドショー的な使い方ができるのですが、表示の秒数を選べます。デフォルトは5秒です。アプリ下部の矢印で次のポスト、前のポストと移動できます。アプリ上部のボタンから ReBlog または Like ができます。ただしオリジナルポストはできません。

tumblr gear

その2 iview

画像の閲覧と ReBlog に特化した iPhone アプリです。画面下の「next」をタップで次の写真へ、「prev」をタップで戻る、です。nextを押すと次の写真が出てきます。バックエンドでどんどん次の写真を読み込んでおり、初回起動以外での待ち時間はほぼありません。ただしこのアプリ上から他のユーザーをフォローはできません。

iview

Tumblarity と呼ばれる悪魔

「Dashboard」の右上にサイドナビがありますが、その中に「Tumblarity」というリンクがあると思います。このリンクには人によって異なる数字が表示されています。(例えばボクは現在「3,877」)この数字を「Tumblarity」といいます。このテキストリンクをクリックすると Activity のページに行きます。 Activity のページでは、総ポスト数、フォロワー数、Like 数、ReBlog 数、ポストの種類、Tumblarity の順位などがわかります。この Tumblarity の数字とはいったい何を表しているのでしょうか?

Tumblarity とは、言うなればこれらの数値から総合的に判断される、いわば Google の PageRank 的なもののようです。Tumblarity はすでにいろいろ分析されていて、ReBlog の方法や種類など、いろいろな要素によって増減しますが、未だに不明な部分もあって、思うように増えなかったりするもののようです。この Tumblarity の数値の増減が tumblr 使いを一喜一憂させてしまうのです。(例えばボクは最近8,000〜3,000の間をダイナミックに行き来しています)

(ただし、1月20日現在、Dashboard のリニューアルと共に Tumblarity は表示されなくなってしまいました。Tumblarity で身を持ち崩した人が多かったからでしょうか?)

というわけで、 tumblr の欠点と結論

tumblr とは、最初にお話したようにひとつの Web サービスに過ぎません。検索機能もあまり充実しているとは言えませんし、ビジネスツールとして利用するには難しいと言えるでしょう。また、好き嫌いの激しいサービスなので、相性が悪い人は持続しないでしょう。

かくいうボクは、言わば垂れ流しのように ReBlog を毎日繰り返している tumblr 廃人になりつつあります。偉そうに言えばボクは tumblr に選ばれたのでしょう。tumblr って、それを面白がれる人にとっては最高のオモチャです。得になることよりも面白いことを選ぶ人たちに向いているものなのかもしれませんね。


以上です。内輪の勉強会の発表だったので、ひょっとしたらどこかのブログのコピペをそのまま記述したところがあったかもしれません。間違いや苦情等ご指摘いただければ削除、あるいは修正させていただきます。


追記
廃墟のようなこのブログも、今回はけっこう読んでいただいた方がいたみたいで恐縮しています。「勉強会」なんて大げさな書き方をしてしまったので、わかっちゃいないくせに偉そうに勉強会で発表してしまったみたいに読めるところがあったかもしれませんが、まあ「仕組みなんて全然わかっていなくても tumblr って楽しめるんだよ。ボクのようにね」ということを知人たちに伝えたかっただけなのです。そう思っていただければ気が楽です。

12月29日

12月に入ってから初めての更新。ただでさえブログに書き記すことがなくなってきているのに、twitter と tumblr を使い出してからはブログの存在理由がいよいよ希薄になってきた。

昔は「ブログに書くべきこと」が存在していたように思う。あるいはそうありたいと思っていた。最近ではブログに何かを書くという行為がなんだかおこがましいような、大げさなような気がしている。文章を書いて発表する(それがブログだとしても)という行為は、「書くこと」を許された特別な人たちのものではないか、そんな風にも思ったりする。

まもなく今年が終わる。引越してから初めての年越し。来年はいろいろ環境が変わると思う。

11月28日

すっかりブログに向かう気持ちが失せているこの頃。禁煙してからというもの、ギトギトした人生の熱い空回りの情熱が消えてしまったような気がする。

仕事は一段落。いろいろあったけれど今のクラスの修了制作発表が終わって、12月からは新しいクラスが始まる。今年もいよいよあと一ヶ月。伊豆の民宿で過ごした年末年始のことを思い出すと、あっという間の一年だった。

11月8日

金曜日に同業者の知人数名と馬場で飲み。飲みの席で禁煙の報告をすると、同席していたタバコを吸わない男性二人が実は以前吸っていたことが判明。それなりに禁煙に苦労した話を聞いて驚く。

週末は久しぶりに予定が何もなかったので、買い物以外外出せずにのんびり自宅で過ごす。描きかけの水彩画を完成させる。かなり気に入った出来になった。この方向性でしばらく描き続けることになるだろう。

10月30日にレヴィ=ストロースが亡くなった。

11月1日

今のところ禁煙は順調。

最近はメールの返信が面倒で週末とかに溜まったメールをまとめて送る状態になっている。そしてそれすらも一大イベントっぽい感じになってしまって、全てを送り終わるとヘトヘトになってしまう。ネットに情熱的だったあの頃とはいったい何だったのだろうか。

来年に向けていろいろ始動し始めている。まあそれはそれとして Magic Mouse を買った。Snow Leopard もインストールした。どちらも至極快適なり。

10月25日

離煙パイプでの一ヶ月の禁煙プログラムが終わり、その後数日間タバコを吸っていない。離煙パイプのおかげでニコチンは抜けていたせいか、禁断症状のようなものは特になかったのだけれど、とにかく口寂しいというか手持ち無沙汰が辛い。ガムや飴はその場しのぎにはなるものの決してタバコの代替とはならない。

生まれて初めてキチンとした禁煙を体験した者としては、全くタバコを吸っていないここ数日のぼんやりとした状況というのはどうにも納得できず、もっと体をかきむしるような苦しみや苛立がなければウソじゃないだろうかという気がしている。

肉体的な禁断症状がない代わりに、心の中に起こった大きな空虚感に戸惑っている。タバコは嗜好品というよりも、やはり僕にとってはいつも身近にいた友であった。いくら体に良くないことがわかっていても、お金がかかっても、社会的に肩身が狭くなっても、そんなことは本当はどうでもよかったのだ。

例えば自分が見た美しい景色を知人(や恋人)に見せたいと思ったり、ほっと一息つきたい時に知人(や恋人)に一緒にいてほしかったりするように、そんな時に僕はタバコを欲していたのだった。今は友をなくした喪失感がひたひたと心を充たしている。

水彩は3点目。もう少しまとまったら公開するかもしれない。

10月18日

今となっては大昔と言っていいほど以前にネットで知り合った方(相手はきっともう忘れているだろう)のブログを発見してやや興奮す。その方のブログは、読み物として独立しているブログと日常日記の2つがあって、僕の門外漢であるジャンルの読み物よりも、淡々とした日常日記にむしろ関心が湧く。というか、昔の知人の近況を知るにつけ、みんな頑張ってるよなぁとしみじみ思う。ブログですら最近怠けがちな自分が不甲斐ないという感じ。

先週、作品の制作のため部屋の半分に養生用シートを貼った。そしてこの週末からいよいよ制作を始める。まずは水彩から。

生活に余裕ができたら、住居とは別にアトリエが欲しい。