2010年1月23日
1月24日
部屋に戻って、古本屋で百円で売っていたセザンヌの画集(うちにはいったい何冊のセザンヌの画集があるのか)のページを何枚か切り取って壁に貼り、夜はずっと、それを眺めて過ごした。
安い画集を買ってお気に入りの図版を切って貼る。なるほど。そういう発想がなかった。
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2010年1月23日
部屋に戻って、古本屋で百円で売っていたセザンヌの画集(うちにはいったい何冊のセザンヌの画集があるのか)のページを何枚か切り取って壁に貼り、夜はずっと、それを眺めて過ごした。
安い画集を買ってお気に入りの図版を切って貼る。なるほど。そういう発想がなかった。
2010年1月20日
今年初めての更新かぁ。
そういえば、年末の内輪の勉強会で tumblr について発表しました。せっかくある程度まとまった文章を書いたのでここに記しておきます。もうこのブログあんまり更新しないかもしれないし。ちなみに内容は2009年の記述になっていますのであしからず。
ボクが、今年一番熱中した Web サービスが tumblr です。tumblr は「タンブラー」と読みます。アメリカの Davidville.inc により2007年3月1日に開始された Web サービスです。それでなくても更新頻度が下がっていたボクのブログは、tumblr を知ったことによっていよいよ決定的に廃墟になってしまいました(つまり殆ど更新しなくなってしまった)。
さて、それでは、細々とはいえ数年間にわたって運営してきたボクのブログに引導を渡した tumblr とはいったいどのような Web サービスなのでしょうか?
tumblr はとにかくシンプルです。ネットを巡回していて気になったポスト(それはテキストでも画像でも音声でも動画でも!)を極めて簡単に収集してスクラップすることができます(ブックマークレットも使用できる)。それらの記事はブログとして表示させることもできるし、一般的なブログと同様にポストにタグを付けることができます。ポストに付けたタグをタグクラウドとして、自分の tumblr ブログに表示させることができるし、ポストのジャンルごとにタグを付ければ、サイトを訪れた人がタグを元にポストを探して読むことができます。
なんだか似たような雰囲気を持つ(と言っても単語の一文字目が「t」で始まるというだけのことなんですが)Web サービスに twitter (ツイッター)があります。ところがこの2つのサービスはむしろ正反対のサービスと言ってもよいでしょう。あるブログでは両者の違いをこのように表現していました。
twitter は人を通じてコンテンツの今を共有する
tumblr はコンテンツを通じて人の感性を共有する
twitter は「今」という時間をフォロワー達と共有するのに対し、tumblr は各々のセンスや嗜好をフォロワー達と共有するということでしょう。少々マニアックな話になりますけれど、tumblr の dashboard(twitter でいう TL のことと考えればよいでしょう)には、ずいぶん昔に投稿したポストを、あえて定期的に表示させるとかそういう技の使い手がいたりします(笑)。こういう変人はたぶん twitter にはいないでしょう。良くも悪くも twitter はビジネスツールとしての側面があり、tumblr はあまりそういうこととは関係なくて趣味ツールっぽい感じではありますね。
とりあえず始めてみましょう。導入方法はマイコミジャーナルのページ「『Tumblr』のおさらい」(http://journal.mycom.co.jp/series/tumblr/001/index.html)を読むとわかりやすいと思います。必要な情報は多くの Web サービスと同様アカウントとメールアドレスとパスワードくらいなので、あっという間に登録できます。

重要なのは、登録したあとに出来上がったページが2つあることです。ひとつは Web 上に公開され、アドレスを知っている人ならだれでもアクセスできる「マイページ」。もうひとつは「Dashboard」と呼ばれる自分用の管理ページです。「マイページ」は Movable Type や WordPress のようなブログサービスと同様、オンラインで CSS を制御できます。また、テーマも用意されているので簡単にデザインを変更することができます。ただし「マイページ」を自分で見る機会というのは少ないので、ヒマな時にでもカスタマイズすればいいでしょう。大切なのは「Dashboard」です。
「Dashboard」には自分がポストした記事と、フォローした人の記事がどんどん流れてきます。
アカウントを取得して最初にやるべきことは、マイページのテーマを変えたりデザインをいじったりすることじゃなくて他のユーザーをフォローすることです。他のユーザーのマイページを見たりして、気になったユーザーがいたら気軽にフォローしましょう。
tumblr にログインした状態で他のユーザーの tumblr ページに行くと右上に下記のようなボタンがあります。「Follow」をクリックすればフォローは完了です。同じボタンをもう一度(今度は「Unfollow」になっているはずです)クリックすればアンフォローです。

フォローしまくって「やっぱり違うなぁ」と思ったらアンフォローすればいいので、とにかくあまり深く考えずにフォローしまくるのがコツです。ちなみに「Dashboard」の右上の黄色いフキダシの歯車アイコンをクリックすれば、自分がフォローしたユーザーの一覧を見ることができます。

何人か気になるユーザーをフォローしたら「Dashboard」をチェックしましょう。フォローしたユーザーが投稿したポストがどんどん流れてきます。流れてきたポストの傾向がピンとこなかったなら、それはたぶんフォローしているユーザーが自分の趣味と違っているか、あなたが tumblr に向いてないということでしょう。まあ、tumblr をマスターしなくても生きていけますし、勧めたところでピンとこなかった知人もいっぱいいますから気にする必要はありません。このへんの割り切りは twitter と同じですね。結局相性が大事だと思います。
ある程度フォロワーを増やしたり整理したりしていると「Dashboard」に気になるがポスト流れてきます。その時こそ、迷わず Reblog または、Like しましょう。Reblog されたポストは「マイページ」に追加され、あなたをフォローしているユーザーの「Dashboard」にも流れていきます。そうやって人気のあるポストはいろんなところに拡散していきます。どれくらい人気があるのかは、ポストに付けられている「notes」というカウントで知ることができます。思わぬポストに人気がでたり、自信満々のポストがスルーされたりと、まるで人生そのものといった感じです。 tumblr の醍醐味はまさに Reblog にあると言えるでしょう。
「Dashboard」に流れてくるポストの右上にハートのマークがあります。このマークをクリックすると Like になります。 Like とは自分の「Dashboard」内のみにクリップされていきます。これの使い分けは好みでいいと思いますが、ボクの場合は、気になったポストはまず Like に溜めておいて、ある程度溜まったところで(丸一日分くらいでしょうか) Reblog するかどうか判断することにしています。

tumblr と Firefox の相性は抜群です。というか、 tumblr 使いで IE を使っている人はほとんどいないのではないでしょうか? それはなぜかというと Firefox には tumblr のためのアドオンが用意されているからなんです。
「Tombloo」は tumblr 以外のサイトを見ているときでも右クリックをして出てくるメニューから選択するだけで tumblr にポストできるツールです( tumblr 以外のサイトにも対応していますが,今回は tumblr に関してのみ解説します)。
http://d.hatena.ne.jp/brazil/20080401/1207052646
「Greasemonkey」は Firefox で見たページの見た目や動きに変化をつけることができるアドオンで「 Greasemonkey スクリプト」を別途インストールすることで機能します。ダウンロードページの「 Firefox へインストール」ボタンをクリックしてダウンロードとインストールをしたあと Firefox を再起動します。ページ右下にサルのマークが出ていれば OK です。このアドオンは次にインストールする「 AutoPagerize 」というスクリプトを動作させるためのものです。
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/748
本来クリックしなければ見られない「次のページ」を1つのページに統合して見せる Greasemonkey スクリプトです。これがあると,クリックをしなくても先のページの内容を見ることができます。この機能は本当に便利で、例えば Google 検索の結果とか、ヤフオクの商品一覧などを見るときも重宝しています。
http://userscripts.org/scripts/show/8551
他にもショートカットキーで ReBlog を可能にするスクリプトなどもありますが、ここでは省略します。ちなみに、Safari でもある程度カスタマイズ可能なのでいろいろ調べてみてください。
tumblr と iPhone の相性も抜群です。電車の中で iPhone をいじっている人の半数くらいは twitter か tumblr をやっている人と言っても過言ではないでしょう。画像を ReBlog する容易さと、それを実現した iPhone アプリの普及のおかげでしょうか。ここでは tumblr のための代表的な iPhone アプリを二つ紹介します。
最初に何ページ読み込むかを選択できます。デフォルトは10。これは30ページ分ロードまで選べます。300件分のpostを事前によんでおくとかが可能です。また、スライドショー的な使い方ができるのですが、表示の秒数を選べます。デフォルトは5秒です。アプリ下部の矢印で次のポスト、前のポストと移動できます。アプリ上部のボタンから ReBlog または Like ができます。ただしオリジナルポストはできません。

画像の閲覧と ReBlog に特化した iPhone アプリです。画面下の「next」をタップで次の写真へ、「prev」をタップで戻る、です。nextを押すと次の写真が出てきます。バックエンドでどんどん次の写真を読み込んでおり、初回起動以外での待ち時間はほぼありません。ただしこのアプリ上から他のユーザーをフォローはできません。

「Dashboard」の右上にサイドナビがありますが、その中に「Tumblarity」というリンクがあると思います。このリンクには人によって異なる数字が表示されています。(例えばボクは現在「3,877」)この数字を「Tumblarity」といいます。このテキストリンクをクリックすると Activity のページに行きます。 Activity のページでは、総ポスト数、フォロワー数、Like 数、ReBlog 数、ポストの種類、Tumblarity の順位などがわかります。この Tumblarity の数字とはいったい何を表しているのでしょうか?
Tumblarity とは、言うなればこれらの数値から総合的に判断される、いわば Google の PageRank 的なもののようです。Tumblarity はすでにいろいろ分析されていて、ReBlog の方法や種類など、いろいろな要素によって増減しますが、未だに不明な部分もあって、思うように増えなかったりするもののようです。この Tumblarity の数値の増減が tumblr 使いを一喜一憂させてしまうのです。(例えばボクは最近8,000〜3,000の間をダイナミックに行き来しています)
(ただし、1月20日現在、Dashboard のリニューアルと共に Tumblarity は表示されなくなってしまいました。Tumblarity で身を持ち崩した人が多かったからでしょうか?)
tumblr とは、最初にお話したようにひとつの Web サービスに過ぎません。検索機能もあまり充実しているとは言えませんし、ビジネスツールとして利用するには難しいと言えるでしょう。また、好き嫌いの激しいサービスなので、相性が悪い人は持続しないでしょう。
かくいうボクは、言わば垂れ流しのように ReBlog を毎日繰り返している tumblr 廃人になりつつあります。偉そうに言えばボクは tumblr に選ばれたのでしょう。tumblr って、それを面白がれる人にとっては最高のオモチャです。得になることよりも面白いことを選ぶ人たちに向いているものなのかもしれませんね。
以上です。内輪の勉強会の発表だったので、ひょっとしたらどこかのブログのコピペをそのまま記述したところがあったかもしれません。間違いや苦情等ご指摘いただければ削除、あるいは修正させていただきます。